JEMEA Sympo 2020 プログラム(開催報告ページ)

参加方法

参加方法を見る(JEMEA Sympo2020は終了しました)

Zoomでの参加方法を解説したこちらの資料(.pdf)をご覧ください。

日程表で参加したいセッションの[このセッションに入室]をクリックしてご参加ください。
日程表へのリンク

参加者の皆様にお願い

各セッションに入室される際またはされた直後に、お名前を以下の通り変更をお願いします。スムーズな進行のため何卒ご協力をお願いします。(「参加者」→一覧のご自身の名前にマウスポインタを近づける→「詳細」→「名前の変更」)

そのセッションで発表のない参加者 参加登録時の[ご氏名]_[ご所属]
そのセッションで発表される参加者
(ポスターセッションを含む)
参加登録時の[発表番号]_[ご氏名]_[ご所属]
参加時の注意
  • Aセッション、Bセッションの切り替えは入室しているミーティングから退出して、入室を希望するセッションのリンクをクリックしてください。
  • 要旨集を印刷する場合は4ページから両面印刷してください。(画面表示した際に見開きページになるよう調整しています。)
  • 5日、6日の昼休み時間中は機器展示各社のブレイクアウトルームと懇談室1-3を12:45までご使用いただけます。申し出等は必要ありませんのでご自由にお使いください。
  • このページの下に表示されている機器展示ページは会期中常にご覧いただけます。是非お手すきの際にご覧ください。


日程

1日目 11月5日(木)の日程表
 
9:30 入室開始
9:50 実行委員長より
シンポジウムオープニング挨拶
オンライン開催に関する注意事項説明
開始 10:00

終了 12:00
特別セッション
科学技術者のキャリアパス
10:00 – 11:00 特別講演 大学の研究を社会実装する
講師 東京工業大学 和田 雄二

11:00 – 12:00 特別講演 新しい技術を世の中に出そうとすること
講師 マイクロ波化学株式会社 塚原 保徳
12:00 – 企業PRタイム(1)
12:20 – 13:20 昼休み
13:20-14:20 JEMEA進歩賞受賞記念講演
受賞式
無機材料精密設計によるマイクロ波誘起熱的非平衡状態の化学応用
東京電機大学 望月 大
14:20-14:35 休憩時間
Aセッション入室開始
休憩時間
Bセッション入室開始
14:35-17:25 口頭発表1A**
口頭発表1B**
17:25-17:40 オンライン懇親会ルーム入室  
17:40-19:30 オンライン懇親会
2日目 11月6日(金)の日程表
8:30-8:40 Aセッション入室開始
Bセッション入室開始
8:50-9:50 口頭発表 2A**
口頭発表 2B**
9:50-10:00 休憩時間
Aセッション 入室開始
開始 10:00

終了 12:00
特別セッション
マイクロ波、電磁波技術のデジタル化を目指して
本セッションの紹介
10:00 – 10:10 福島 英沖

特別講演 量子コンピュータの最前線-基礎から最新動向まで
10:10 – 11:05 講師 産業技術総合研究所 川畑 史郎

特別講演 各種無線電力伝送技術の規格化と最新状況
11:05 – 12:00 講師 株式会社UL-Japan 花澤 理宏
12:00 – 企業PRタイム(2)
12:20 – 13:20 昼休み
12:50開場 掲示開始
13:20-14:20
ポスターセッション
14:20-14:35 休憩時間
Aセッション入室開始
休憩時間
Bセッション入室開始
14:35-18:15 口頭発表 2A**
口頭発表 2B**

各賞受賞者

JEMEA Sympo2020実行委員会は発表の審査員による投票結果から以下の通り各賞を授賞することとしました。  
研究奨励賞発表番号2A09 マイクロ波選択加熱を利用した天然繊維の高機能化 ○西岡将輝,宮川正人, 信樂千鶴, 岩渕涼子
ベストプレゼンテーション賞 発表番号1B05 斜め回転ドラム型マイクロ波加熱 ・攪拌 装置 の改良 〇武藤彰男
ベストポスター賞 発表番号P09 異なる炭酸カルシウム沈殿能を有するペプチドの凝集沈殿におけるマイクロ波の影響 臼井健二, ○尾崎誠, 高坂翼, 富樫浩行, 有本米次郎, 裏鍛武史, 大沢隆二, 梅谷智弘

※要旨集記載の発表者臼井健二→尾崎誠の変更があり発表した尾崎誠を受賞者とします。
英文タイトル、所属等は各賞の詳細情報と審査員寸評をご覧ください。
研究奨励賞の詳細情報と審査員寸評

研究奨励賞

発表番号2A09 マイクロ波選択加熱を利用した天然繊維の高機能化
Development of functional natural fiber using microwave selective heating
○西岡将輝,宮川正人, 信樂千鶴, 岩渕涼子
M. Nishioka, M. Miyakawa, C. Shigaraki, R. Iwabuchi
産業技術総合研究所・化学プロセス研究部門.
National Institute of Industrial Science and Technology, AIST.
研究奨励賞 審査員による寸評   
  • マイクロ波プロセスの新たな応用の可能性を示され、大変興味深く聞かせていただきました。
  • マイクロ波と誘電物性の特徴を生かし、幅広い応用が見込める成果であり当学会の「電磁波エネルギー応用」の名前に相応しいと考えます。また観測結果からAgナノ粒子導入に関する事実を確認し、予稿に掲載している点を評価します。
  • 工業的に応用できれば豊かな生活が実現できそうです。
  • マイクロ波による選択加熱の特徴をうまく利用して,中空部への機能物質の導入に成功している点が興味深い.他の中空材料への導入法としても期待できる.
以下 ベストプレゼンテーション賞への選評
  • マイクロ波の選択加熱を利用して、従来品に高付加価値の特性を付与することに成功していた。工業化に結び付けることが出来れば、魅力的な製品を生み出せる技術となり、マイクロ波の有効的な応用の主要な例となりうると感じた。
  • 研究に至る着想から始まり、具体的な手法の説明や作成された繊維に関する観察結果の考察など非常によくまとまったプレゼンテーションであった。
ベストプレゼンテーション賞の詳細情報と審査員寸評

ベストプレゼンテーション賞

発表番号1B05 斜め回転ドラム型マイクロ波加熱 ・攪拌 装置 の改良
Improvement of microwave heating mixer, slant drum type
〇武藤彰男
A. Muto
ミクロ電子株式会社
Micro Denshi Co., Ltd.
ベストプレゼンテーション賞 審査員による寸評   
  • 企業における開発研究では、学術的なデータを得にくく、プレゼンテーションで聴講者の科学的興味を引き付けるのは難しい。本発表では、動画を駆使し、根拠となる数式をアニメーションやスキージャンプのたとえで、わかりやすく表現されていた。
  • 製品開発の途中の苦労を興味深く拝見しました。
  • コーヒー焙煎装置の開発における温度の均一化について、開発にいたる過程を系統的、論理的に説明し、興味ある内容であった。
  • 化学工学的な考察をアイデアを基に正確に実施して、発表では、映像を交えた内容でよく理解ができた。マイクロ波加熱も均一攪拌が重要であることが、よくわかる発表でもあった。
ベストポスター賞の詳細情報と審査員寸評

ベストポスター賞

発表番号P09 異なる炭酸カルシウム沈殿能を有するペプチドの凝集沈殿におけるマイクロ波の影響
Effect of microwave on mineralization of calcium carbonate using peptides with various precipitation activities
臼井健二a, ○尾崎誠a, 高坂翼a, 富樫浩行b, 有本米次郎c, 裏鍛武史c, 大沢隆二d, 梅谷智弘e
K. Usui a, M. Ozaki a, T. Kosaka a, H. Togashi b, Y. Arimoto c, T. Uraka c, R. Osawa d, T. Umetani e
a甲南大学フロンティアサイエンス学部・非電離放射線生体環境総合研究所, b株式会社ディーエスピーリサーチ, cミナト医科学株式会社, d株式会社精工技研, e甲南大学知能情報学部
aFaculty of Frontiers of Innovative Research in Science and Technology (FIRST), Research Institute for Nanobio-environment and Non-Ionizing Radiation (RINNIR), Konan Univ., bDSP Research, Inc., cMinato Medical Science Co., Ltd., dSeikoh Giken Co., Ltd. eFaculty of Intelligence and Informatics, Konan Univ.

※要旨集記載の発表者臼井健二→尾崎誠の変更があり発表した尾崎誠を受賞者とします。
ベストポスター賞 審査員による寸評   
  • マイクロ波の利用研究でマイクロ波の方向性を加味した新たな展開を指向したもので、興味持ちました。一方、マイクロ波の方向性を考察するときは、進行波や定在波、共振空洞型などの仕様の異なる条件下での検討も欲しいかとも思いました。今後の展開に期待しています。
  • ポスター資料の内容が詳しく、丁寧に説明されていました。
  • 研究の内容も興味深く,発表した学生さんの質疑応答における対応が素晴らしく明快でした。
授賞に関する実行委員長総評

実行委員長総評

優秀な研究発表が多く、半数以上の発表が審査員による投票を得票する結果となりました。この状況で研究奨励賞の2A09(西岡ら)は研究奨励賞での得票1位であっただけでなくプレゼンテーション賞でも複数得票し群を抜いた評価を得ました。

一方ベストプレゼンテーション賞は巧みなプレゼンテーションが評価を得て1B05(武藤)が受賞しました。次点は2A04(中谷ら)でしたがあと一歩及びませんでした。今後の研究が期待される発表でしたので改めて成果をJEMEA Sympoで発表していただくことを期待します。

ベストポスター賞はP09(臼井ら)に決定しました。但し、授賞筆頭者は実際に発表した尾崎誠(敬称略)とします。研究内容に加えて当Sympoでの初めてのオンライン発表にもかかわらず明快な発表と質疑応答が評価されました。

初めてのオンライン開催に関わらず皆様の協力をもちまして滞りなくJEMEA Sympo2020を成功裡に終了いたしました。授賞された皆さんおめでとうございます。また、発表していただいた方々また審査に加わって頂いた方々に心よりお礼を申し上げます。



協力企業の機器展示


株式会社アミルの機器展示を見る


ミクロ電子株式会社の機器展示を見る


東京計器株式会社(公式サイト)


四国計測工業株式会社の機器展示を見る


安立計器株式会社の機器展示を見る


協賛団体の一覧

  • IEEE MTT-S Japan/Kansai/Nagoya Chapter
  • 公益社団法人 化学工学会
  • 一般社団法人 触媒学会
  • 一般社団法人 電気学会 リニアドライブ技術委員会
  • ナノ学会
  • 一般社団法人 日本エレクトロヒートセンター(JEHC)
  • 公益社団法人 日本化学会
  • 日本学術振興会 R024電磁波励起反応場委員会
  • 公益社団法人日本セラミックス協会
  • 一般社団法人 日本鉄鋼協会
  • 公益社団法人 有機合成化学協会

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